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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):石油資源、ダイワボウ、武田

石油資源 <日足> 「株探」多機能チャートより
■石油資源開発 <1662>  2,232円  +32 円 (+1.5%)  本日終値
 石油資源開発<1662>やJXTGホールディングス<5020>といった石油関連株が高い。13日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近3月物が前日比0.80ドル高の1バレル53.90ドルに上昇した。一時、54.16ドルまで値を上げた。石油輸出国機構(OPEC)の加盟国の減産に伴う需給引き締まりが材料視されたほか、米中貿易協議の進展期待も原油価格の上昇要因に働いた。リスクオフ要因が後退するなか、原油は反発基調にある。

■ダイワボウ <3107>  6,140円  +70 円 (+1.2%)  本日終値
 ダイワボウホールディングス<3107>が上値追い態勢。株価はきょうで3日続伸となり6000円大台を固める動きで、テクニカル的にも75日移動平均線を上回りジリ高基調を鮮明としている。紡績業界の老舗だが、子会社にダイワボウ情報システムを抱え情報通信分野への経営資源シフトを進めている。法人向けeコマースサイト構築サービス「iDATEN(韋駄天)」などを運営するほか、IT関連部門が好調で業績成長局面に入っている。前週発表した19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の売上高は5419億3000万円(前年同期比14.6%増)と2ケタ増収、営業利益は130億2700万円(同67.1%増)と大幅な伸びを示しており、株式市場でも見直し機運が台頭している。

■武田薬品工業 <4502>  4,488円  +45 円 (+1.0%)  本日終値
 武田薬品工業<4502>は続伸。株価は年初に急反騰した後、滞留出来高の多い4400円近辺でもみ合う動きを続けているが、目先は25日移動平均線をサポートラインに上値を慕う展開となっている。アイルランドの製薬大手シャイアー買収に伴い売り上げ規模を世界レベルに引き上げた。市場では、6兆円という巨額の買収による負担をネガティブ視する見方もあったが、「シャイアーは同社(武田)の約2倍の利益を誇っており、将来の減損リスクは無視できないものの、現状は業容拡大に対する評価が強い」(国内中堅証券アナリスト)という。今回の買収に伴い株数は大幅に増加したものの、年間配当についても配当利回り4%前後(180円)の高配当が維持される見通しにあることも買い安心感につながる。

■アドベンチャー <6030>  6,170円  -1,500 円 (-19.6%) ストップ安   本日終値
 13日に決算を発表。「10-12月期(2Q)税引き前は58%減益」が嫌気された。
 アドベンチャー <6030> [東証M] が2月13日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結税引き前利益は前年同期比70.8%増の5億2100万円に拡大した。
  ⇒⇒アドベンチャーの詳しい業績推移表を見る

■アルバック <6728>  3,075円  -635 円 (-17.1%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 13日に決算を発表。「今期経常を一転32%減益に下方修正」が嫌気された。
 アルバック <6728> が2月13日大引け後(15:00)に決算を発表。19年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比16.7%減の163億円に減り、従来の1.7%増益予想から一転して減益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の375億円→250億円(前期は369億円)に33.3%下方修正し、一転して32.3%減益見通しとなった。
  ⇒⇒アルバックの詳しい業績推移表を見る

■ジーエヌアイグループ <2160>  3,245円  -435 円 (-11.8%)  本日終値
 13日に業績修正を発表。「前期最終を一転赤字に下方修正」が嫌気された。
 ジーエヌアイグループ <2160> [東証M] が2月13日大引け後(18:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。18年12月期の連結最終損益を従来予想のトントン→2億1900万円の赤字(前の期は1億7500万円の赤字)に下方修正した。
  ⇒⇒ジーエヌアイグループの詳しい業績推移表を見る

■LIFULL <2120>  631円  -84 円 (-11.8%)  本日終値  東証1部 下落率6位
 13日に決算を発表。「今期最終を5%下方修正」が嫌気された。
 LIFULL <2120> が2月13日大引け後(17:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年9月期第1四半期(10-12月)の連結最終利益は前年同期比69.7%増の10億円に拡大した。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の31.3億円→29.6億円(前期は28.5億円)に5.4%下方修正し、増益率が9.5%増→3.6%増に縮小する見通しとなった。
  ⇒⇒LIFULLの詳しい業績推移表を見る

■メドピア <6095>  2,025円  +400 円 (+24.6%) ストップ高   本日終値
 メドピア <6095> [東証M]がストップ高買い気配。13日大引け後に発表した19年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益が前年同期比97.8%増の1.7億円に拡大して着地したことが買い材料視された。医師向けコミュニティサイトの会員が増加するなか、薬剤評価掲示板を中心に製薬企業から受け取るマーケティング支援料が伸びたことが寄与。オンライン健康相談サービスや特定保健指導件数が増加したことも大幅増益に貢献した。通期計画の5.2億円に対する進捗率は33.8%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■パルステック工業 <6894>  2,547円  +500 円 (+24.4%) ストップ高   本日終値
 パルステック工業 <6894> [東証2]がストップ高買い気配。13日大引け後、19年3月期の連結経常利益を従来予想の4.1億円→5.2億円に27.1%上方修正。増益率が52.4%増→93.7%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。ポータブル型X線残留応力測定装置の好調継続に加え、光応用・特殊機器関連や光ディスク関連の販売も伸びることが寄与。原価低減や固定費削減も上振れに貢献する。併せて、業績好調による普通配当25円と創業50周年記念配当25円を上積みする形で、期末一括配当を従来計画の75円→125円(前期は30円)に大幅増額修正した。前日終値ベースの期末配当利回りは6.11%に上昇したことから、配当取り狙いの買いなども向かった。

●ストップ高銘柄
 Amazia <4424>  2,773円  +500 円 (+22.0%) ストップ高   本日終値
 フルッタフルッタ <2586>  444円  +80 円 (+22.0%) ストップ高   本日終値
 トランザス <6696>  952円  +150 円 (+18.7%) ストップ高   本日終値
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 アルファクス <3814>  1,519円  -500 円 (-24.8%) ストップ安   本日終値
 小田原機器 <7314>  718円  -150 円 (-17.3%) ストップ安   本日終値
 メディシノバ・インク <4875>  756円  -150 円 (-16.6%) ストップ安   本日終値
 など、4銘柄

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