【材料】ディア・ライフ---1Qは売上高が19.18億円、リアルエステート事業・セールスプロモーション事業ともに増収増益
ディアライフ <日足> 「株探」多機能チャートより
ディア・ライフ<3245>は8日、2019年9月期第1四半期(18年10-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.8%減の19.18億円、営業利益が同10.0%減の1.36億円、経常利益が同19.9%減の1.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同14.0%減の0.77億円となった。
リアルエステート事業は、自社開発の都市型マンションや収益不動産、開発プロジェクトをデベロッパー・不動産販売会社や一般事業法人等に売却を進めた。また、「DeLCCS KAGURAZAKA SIX」や「DeLCCS KASAI」などの8件の収益不動産と開発用地の仕入を行った。今後に関する取引も順調に推移し、4件の売却契約と、5件の取得契約が完了している。以上の結果、売上高は18.30億円(前年同四半期比31.9%増)、営業利益2.87億円(同39.3%増)となった。
連結子会社のディアライフエージェンシーが展開するセールスプロモーション事業は、大手不動産会社を中心としたクライアントからの営業サポート、受付スタッフ、イベントスタッフ等幅広い職種での人材派遣案件の受注が堅調に推移した他、新規取引先からの受注も進み、売上高の増加に寄与した。また、人材獲得競争が一段と激化する中、派遣スタッフ採用ルートや採用後のスタッフ教育の拡充に努め、フレキシブルな受注・アサイン可能な体制の維持・向上に努めた。以上の結果、売上高は0.88億円(同13.2%増)、営業利益0.17億円(同10.8%増)となった。
2019年9月期通期の連結業績目標については、経常利益が前期比2.3%増の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.6%減の20.00億円とする期初計画を据え置いている。
なお、同社グループの業績は主力事業のリアルエステート事業における不動産の売買動向によっては収益が大きく変動する可能性があり、通期予測については不確定要素が多いことから、合理的に仮定された条件に基づいて算出された「連結業績予想」に代えて、同社グループの連結会計年度の経営目標である「連結業績目標」を開示している。
《SF》
提供:フィスコ