【材料】大陽日酸は続落、19年3月期業績予想を上方修正も反応限定的
大陽日酸 <日足> 「株探」多機能チャートより
上方修正は、欧州ガス事業が新たに加わったことに加えて、米国ガス事業でバルクガスや金属加工向けハードグッズの売り上げが好調に推移していることが寄与する見通し。なお、同時に発表した第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高5180億3000万円(前年同期比9.9%増)、営業利益446億9300万円(同3.4%減)、純利益272億3400万円(同31.9%減)だった。
また、21年3月期を最終年度とする中期経営計画の目標数値を売上高8000億円から9100億円へ、コア営業利益を760億円から1000億円(今期予想665億円)へ上方修正した。米プラクスエアの欧州事業の一部を買収したことに加えて、独リンデ・グループが米国で展開するHyCO事業の一部買収の手続きを進めており、これらを考慮したという。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)