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【市況】ディスプレイ市況見通しは「弱気」継続、国内大手証券

 SMBC日興証券は22日、ディスプレイ市況見通しの「弱気」スタンスを継続した。以前から懸念していた「2019年問題」は現実化してきたと指摘している。

 パネル価格は、テレビ向けでは32、40、43インチクラスの小型サイズからキャッシュコスト割れが現実化。55、65、75インチクラスの大型サイズにおいても価格下落が続いていると推定されるなか、大型パネル生産は1月時点で大きな稼働調整には入っていないとみている。18年は上期のワールドカップ効果で東欧や南米で二ケタ成長となったことが牽引し、4年ぶりのプラス成長となったが、19年は成長をドライブするイベントが限定的であることから、伸び悩む需要と、中国パネルメーカーの10.5世代液晶工場が垂直立ち上げ局面に入る中での供給過多による「2019年問題」に引き続き警戒すべきとの見方を示した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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