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【市況】東京株式(前引け)=続落も押し目買い流入で下げ幅縮小

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 5日前引けの日経平均株価は前営業日比89円11銭安の2万1946円94銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億7366万株、売買代金概算は1兆2753億8000万円。値上がり銘柄数は839、対して値下がり銘柄数は1206、変わらずは74銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米国株急落や外国為替市場での円高を嫌気して、売り優勢で始まったが、寄り後は下値が堅く徐々に戻り歩調となった。前日に日経平均は米国株に先駆して500円超の下げをみせていたこともあり、安値圏では押し目買いや買い戻しの動きが想定以上に強かった。取引時間中はアジア株は総じて軟調だったものの、ドル円相場が1ドル=113円近辺まで円安方向に戻したことで投資家の不安心理改善につながった。

 個別では、ファナック<6954>が売られ、日本電産<6594>も軟調。三菱ガス化学<4182>が急落、長谷川香料<4958>、TOWA<6315>も大幅安。gumi<3903>、日本ゼオン<4205>、アインホールディングス<9627>も下落した。半面、任天堂<7974>、ファーストリテイリング<9983>が堅調、村田製作所<6981>も頑強な値動き。アトラ<6029>が大幅高、アダストリア<2685>も急伸。川崎汽船<9107>も物色人気となった。アウトソーシング<2427>、ビックカメラ<3048>なども買い優勢だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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