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【通貨】ALISと博報堂、トークンエコノミーにおける価値交換プロセスの共同研究を開始【フィスコ・ビットコインニュース】


ブロックチェーン技術を活用したソーシャルメディアの運用・構築を行うALISは、博報堂とともに11月30日よりトークンエコノミーにおける価値交換プロセスの共同研究を開始すると発表した。同社はこの協業により、国内ブロックチェーン業界の発展および、トークンエコノミーの実現を目指すという。

ALISはブロックチェーン技術を活用したソーシャルメディア「ALIS」を運営している。同メディアは、良い記事を作成した人とそれをいち早く発掘した人に対してALISトークンを付与する仕組みとなっており、今年4月よりクローズドβ版プロダクトを公開し、コミュニティと共に提供価値実現に向けた検証を行っている。

一方、博報堂は今年9月、「博報堂ブロックチェーン・イニシアティブ」を発足し、ブロックチェーン技術の活用やトークンコミュニティ形成に関連したサービスの開発に向けてプロジェクトを始動した。同プロジェクトでは、トークンコミュニティのデータ解析サービス「トークンコミュニティ・アナライザー」を開発している。

両社は、将来的な業界発展のためのアウトプットおよび、両社のサービス成長に必要な「トークンエコノミー成長要因の特定」を目的とした共同研究を進めるとしている。発表に際し、博報堂ブロックチェーン・イニシアティブの伊藤氏は『より生活者にフォーカスしたデータ解析サービス「トークンコミュニティ・アナライザー」を活用することで、ALISコミュニティの成長に貢献すると共に、ブロックチェーン業界全体の発展にも寄与することと期待している』とコメントしている。

共同研究の成果については、2019年2月以降、両社で開催するイベント等で紹介する予定のようだ。また、2019年4月以降には、「コミュニティ参加者のクラスタ分類」、「コミュニティの永続的成長に向けた主要成功要因仮説と検証結果の共有」、「マーケティング分野におけるトークンエコノミー適応の可能性探索」といった注力テーマに関する研究成果を発表する予定であると公表している。

《HH》

 提供:フィスコ

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