【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(10月31日記）

　日経平均株価は、10月15日～17日までと同程度の調整（上値の目安が2万1669円）を経過し、底値を確認する展開になる場合、一段安となって、10月26日の安値2万0971円を割れる動きになれる日が本日だけだと推測できます。

　その場合、本日は寄り付き後の早い時間帯で2万1669円以上への上昇を経過した後、すぐに上値を抑えられる動きになると考えられます。

　10月26日の安値2万0971円が底値になっているなら、寄り付き値で上放れた後、価格が下げてもギャップを埋める程度で押し目をつけて、2万2000円を目指す動きになると考えられます。

　本日は、上下どちらへも大きく動く可能性があるので、寄り付き後の方向に注目します。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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