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【市況】東京株式(前引け)=米株安など受け利益確定売りに反落

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前営業日比120円24銭安の2万2720円88銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億9295万株、売買代金概算は1兆287億6000万円。値上がり銘柄数は991、対して値下がり銘柄数は1021、変わらずは97銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は利益確定の売りが優勢。朝方は日経平均が前日終値を上回る場面もあったものの、買いは続かずに前場後半は漸次水準を切り下げる展開となった。前日の米国株市場が長期金利上昇を背景に軟調な展開だったことで、東京市場でも主力株中心に利益確定の売りを誘発した。中国・上海株市場が下落していることも投資家心理を冷やしている。また、原油価格急落を受け資源開発や石油関連株が売られ、全体相場を押し下げた。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファナック<6954>、キーエンス<6861>も安い。KYB<7242>は大幅安で下値模索が続いている。資生堂<4911>も軟調。安川電機<6506>、オークマ<6103>も大きく下落した。半面、トヨタ自動車<7203>がしっかり、武田薬品工業<4502>も頑強な値動き。ネオス<3627>は急騰し値上がり率トップに買われた。アルヒ<7198>、タマホーム<1419>が高く、デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>も上昇した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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