【材料】エルテス---2Qは新規顧客の積み上げやサービスの拡大を図り、営業利益と経常利益が3桁増
エルテス <日足> 「株探」多機能チャートより
エルテス<3967>は12日、2019年2月期第2四半期(18年3-8月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.4%増の8.25億円、営業利益は同193.2%増の0.26億円、経常利益は同147.1%増の0.25億円、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.21億円(前年同期0億円)となった。
SNSやブログ、インターネット掲示板などWeb上の様々なソーシャルメディアに起因するリスクに関連するサービスについては、蓄積されたデータとノウハウを基に、既存顧客への深耕と新規顧客の開拓を図った。また、AIシステムを用いたスコアリングの導入によるリスク検知精度の向上と効率化を進めた。企業内のログデータ等多種多様なデータを統合的に分析する内部脅威検知サービスについては、既存客に加え、高度な技術情報を持つ製造業への実績等、多様な業界における新規顧客の積み上げを図った。また、あらゆるデータの形態を選ばず収集し、独自のリスク分析アルゴリズムをベースに各ソリューションを提供する「Eltes Data Intelligence構想」に基づき、デジタル分析領域の企業と提携を進める等、サービスを拡大させた。
2019年2月通期については、売上高は前期比11.9%増の18.00億円、営業利益は同39.5%増の1.00億円、経常利益は同39.1%増の1.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同25.4%増の0.40億円ととする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ