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【通貨】英ポンド週間見通し:強含みか、EU離脱条件で合意形成の可能性

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■軟調推移、離脱条件を巡る妥協案策定は困難との見方も

先週のポンド・円は軟調推移。欧州連合(EU)と英国の離脱協議における合意形成が期待されているが、アイルランド国境問題を巡る妥協案の策定は困難との見方は残されており、リスク選好的なポンド買いは縮小した。米ドル・円相場が円高方向に振れたことも対円レートの上昇を抑える一因となったようだ。先週の取引レンジ:147円17銭-149円52銭。

■強含みか、EU離脱条件で合意形成の可能性

今週のポンド・円は強含みか。英国と欧州連合(EU)連合は離脱条件などで近く合意に達する可能性がある。英与党内での議論は紛糾するとみられているが、妥協案が策定された場合、ポンド買いが優勢となりそうだ。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・16日:6-8月ILO失業率(予想:4.0%)
・17日:9月消費者物価コア指数(前年比予想:+2.0%、8月:+2.1%)

予想レンジ:146円00銭-150円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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