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【特集】「バイオマス発電」が13位、北海道胆振東部地震に伴うブラックアウト発生で関心高まる<注目テーマ>

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 全固体電池
2 セルロースナノファイバー
3 人工知能
4 iPS細胞
5 eスポーツ
6 サイバーセキュリティ
7 5G
8 TOPIXコア30
9 インバウンド
10 半導体

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「バイオマス発電」が13位にランクインしている。

 バイオマス発電とは、木くずや可燃ごみなど生物由来の有機物資源(バイオマス)を燃やすなどして出る水蒸気やガスを使い、タービンを回して発電する仕組み。発電により二酸化炭素は発生するが、バイオマスとなる植物は燃料として使われる前は光合成により空気中の二酸化炭素を吸収しているので、全体として二酸化炭素を増やさないカーボンニュートラルな発電として位置づけられている。

 9月6日に発生した北海道胆振東部地震により、道内全域の約295万戸で停電が発生し、管内のほぼ全域で電力が止まる「ブラックアウト」が日本で初めて起こったが、これを機に改めて多様な種類の電源を取り入れる「分散電源」の重要性がクローズアップされており、バイオマス発電もその一つとして注目。特に、太陽光発電などと比べて発電量を制御しやすく、買取価格が高いことが注目され、新たな設備投資計画も相次いでいることから、関連銘柄にはビジネスチャンス拡大が期待されている。

 この日は、関連銘柄の代表格と言われるエフオン<9514>が大幅反発しているほか、イーレックス<9517>、西華産業<8061>なども堅調。タケエイ<2151>やレノバ<9519>などもしっかりとなっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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