【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 JCRファ、ストライク、NaITO (27日大引け後 発表分)
JCRファ <日足> 「株探」多機能チャートより
27日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
JCRファ <4552> ★上期経常を95%上方修正
◆19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の8.7億円→17億円に95.4%上方修正。減益率が64.8%減→31.1%減に縮小する見通しとなった。成長ホルモン製剤「グロウジェクト」など主力製品の販売が想定より伸びることが寄与。下期に予定していた契約金収入の計上時期の前倒しに加え、研究開発費を含む販管費を抑制したことも上振れに貢献する。
ベステラ <1433> ★今期最終を89%上方修正・3期ぶり最高益更新へ
◆19年1月期の連結最終利益を従来予想の2.8億円→5.4億円に88.8%上方修正。増益率が8.7%増→2.1倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。東京都墨田区に保有する自社ビルの売却に伴い、売却益3.8億円が発生することが最終利益を押し上げる。
東洋BENG <4828> ★今期最高益予想を13%上乗せ、配当も1円増額
◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の7.7億円→8.7億円に13.0%上方修正。増益率が6.6%増→20.5%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。東洋ビジネスシステムサービスが展開するシステムサポート事業の好調が収益上振れの要因となる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の25円→26円(前期は25円)に増額修正した。
ストライク <6196> ★今期経常は17%増で5期連続最高益、2円増配へ
◆18年8月期の経常利益(非連結)は前の期比18.4%増の13.5億円で着地。続く19年8月期も前期比17.4%増の15.9億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は中小企業への営業を強化するほか、積極的な広告宣伝活動やセミナー開催を通じ、M&A案件の成約件数を伸ばす。
併せて、今期の年間配当は前期比2円増の11円に増配する方針とした。
NaITO <7624> [JQ] ★上期経常が17%増益で着地
◆19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比16.9%増の5.6億円に伸びて着地。堅調な設備投資需要を背景に、主力の切削工具や産業機器、計測機器の販売がいずれも伸び、8.4%の増収を達成したことが寄与。
株探ニュース