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【材料】タクマは3日ぶり反発、バイオマス発電設備の受注拡大を評価へ

タクマ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タクマ<6013>は3日ぶりに反発している。10日の1287円安値を底に反転上昇軌道に乗り、21日には一時1543円まで上昇した後、高値圏で頑強な推移となっている。PERは15倍台と割高感はなく、プラント受注の好調を背景とした好業績銘柄として注目したい。

 同社は、廃棄物処理施設、バイオマス発電設備、水処理・下水汚泥焼却発電設備など再生可能エネルギーの活用と環境保全を支える総合企業だ。今後は、国の再生可能エネルギー推進策を背景に、バイオマス発電プラントの受注拡大が見込めるのに加え、老朽化した廃棄物処理施設の更新需要も想定される。

 19年3月期の連結業績は売上高1190億円(前期比0.7%増)、経常利益110億円(同3.1%増)を見込む。第1四半期(4~6月)決算は、売上高222億3500万円(7.9%減)、経常利益16億5900万円(同49.5%増)と大幅増益を達成した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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