【材料】＜注目銘柄＞＝スシローＧＨＤ、既存店売り上げ好調で今期はさらなる上振れへ

　スシローグローバルホールディングス<3563>は、６月１４日に付けた年初来高値７０１０円をピークに調整を続けていたが、ここにきて再騰機運を高めている。

　８月８日に発表した第３四半期累計（１７年１０月～１８年６月）連結決算は、営業利益８９億１８００万円（前年同期比３６％増）だった。２８店舗の出店（国内２５店舗、海外３店舗）に加えて、既存店売上高が好調に推移したことが寄与した。

　足もとが好調に推移する一方、その反動による来期の成長鈍化懸念などが株価調整の一因ともいわれるが、「半分はお客様にお返しする」高原価率戦略や労働力不足に対応した機械化・ＩＴ化の推進で、外食業界における競争優位性は今後も変わらないとの見方が強い。直近の既存店売上高の推移から、１８年９月期は、第３四半期決算発表時に上方修正された会社予想の営業利益１１６億円をさらに上回る公算が大。１９年６月期も市場コンセンサスでは同１３３億円強が見込まれており、高成長継続が期待できよう。（仁）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）