市場ニュース

戻る
 

【材料】昭和電工が5日ぶり反発、黒鉛電極市況の上昇続き収益追い風は続く

昭電工 <日足> 「株探」多機能チャートより
 昭和電工<4004>が5日ぶり反発。同社株は8日に発表した18年12月期の業績予想上方修正を受けて9日に490円高に買われる人気となったが、その後の下げがきつく時価は動意前の株価を下回る水準に売られている。ただ、5000円大台を割り込んだことでPERは6倍近辺まで低下、株価指標面の割安感から下値を拾う動きが顕在化している。同社が手掛ける黒鉛電極は、主に電炉鋼生産に使われており需給逼迫感から価格が急騰、収益押し上げに寄与している。「黒鉛電極市況の上昇は昨年後半からの長期トレンド途上にあり、過去の上昇サイクルを当てはめると2020年頃まで続く」(国内中堅証券アナリスト)といわれる。18年12月期は営業利益段階で前期比2.3倍の1700憶円見通しに増額されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均