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【材料】東エレクがプラス圏に切り返す、半導体セクター逆風環境も突っ込み警戒感から買い戻し

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
 東京エレクトロン<8035>は朝安から立ち直り3日ぶり反発に転じた。半導体需要は世界的に旺盛でメーカーの設備投資意欲を掻き立てているが、この好収益環境を享受している製造装置関連株は、日米ともに好調な業績とは裏腹に株価は弱い動きを示すものが多くなっている。米国では世界トップの半導体製造装置メーカーであるアプライドマテリアルズが市場予想を上回る決算を発表したにもかかわらず、先行き見通しに慎重だったことから大きく売り込まれており、同社株などもその影響を受け8月相場で軟調な展開を余儀なくされている。ただ、きょうは寄り付き早々1万7865円まで値を下げ、7月5日につけた年初来安値1万7520円を視界に捉えたところで、目先突っ込み警戒感から空売り筋の買い戻しを誘い、プラス圏に切り返している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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