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【市況】東京株式(前引け)=米株高やアジア株堅調受け買い優勢、商いは低調

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 17日前引けの日経平均株価は前営業日比117円61銭高の2万2309円65銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億8672万株、売買代金概算は8934億6000万円。値上がり銘柄数は1498、対して値下がり銘柄数は500、変わらずは101銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米株市場でのNYダウ急伸や為替の円安傾向を横目にリスクを取る動きが優勢となった。米中貿易摩擦問題への懸念が後退したことやトルコリラ下落による新興国通貨などへの影響も限定的なものにとどまっており、足もとは主力株中心に買い戻される展開。中国・上海株市場や香港株がしっかりした値動きをみせていることも、投資家のセンチメントにポジティブに作用している。全体の7割の銘柄が上昇したが、売買代金は9000億円弱と低調。

 個別では任天堂<7974>が堅調、ソニー<6758>も買い優勢。ファナック<6954>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も上昇した。ツナグ・ソリューションズ<6551>、ベクトル<6058>が急騰、協和発酵キリン<4151>も物色人気となった。半面、ファーストリテイリング<9983>が値を下げ、東京エレクトロン<8035>も軟調。エーザイ<4523>も売りに押された。デザインワン・ジャパン<6048>が急落、GMOインターネット<9449>、日本通信<9424>も値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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