【材料】<動意株・9日>(前引け)=パイオニア、渋谷工業、タキロンシーアイ
パイオニア <日足> 「株探」多機能チャートより
渋谷工業<6340>=ストップ高。同社は瓶詰および飲料用充填機を手掛け、メカトロ分野にも展開する。充填機が好調に推移し業績を牽引、8日取引終了後に発表した18年6月期連結決算は売上高が981億4000万円(前の期比7.1%増)と増収を確保し、営業利益96億500万円(同12.3%増)と2ケタ伸長を達成した。業績好調を受け配当は従来計画の40円から50円に増額している。また、19年6月期の連結業績予想については売上高が1080億円(前期比10.0%増)、営業利益は102億円(同6.2%増)と増収増益を見込んでおり、配当も前期実績比10円増配となる60円を計画している。これを評価する形で投資資金流入が加速した。
タキロンシーアイ<4215>=全体地合い悪に逆行して3連騰。同社はIT向け樹脂板などプラスチック加工で高技術力を有し、半導体製造装置向け工業プレートが好調で収益に貢献している。7月6日の551円を底値に切り返しトレンドが鮮明、8月1日の戻り高値659円を付けた後いったん調整を入れたものの、25日移動平均線とのカイ離修正を終え、再び弾みつき戻り高値奪回を意識する展開。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)