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【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、円安追い風に後場買い直され高値引け (7月27日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22646.48
高値  22712.75(15:00)
安値  22593.20(11:00)
大引け 22712.75(前日比 +125.88 、 +0.56% )

売買高  13億8133万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆1679億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反発、円安など追い風に後場買い直され高値引け
 2.米通商問題の懸念後退、NYダウ上昇でリスク選好の流れに
 3.前場は円高含みだったが、日銀の指値オペ通知でドル買い戻しへ
 4.日銀の金融政策決定会合での政策修正の動きを警戒するムードも
 5.決算発表絡みで好業績株が物色人気、値がさ株買い戻しの動きも

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは112ドル高と3日続伸した。米欧貿易摩擦懸念の後退などを好感し、スリーエムやキャタピラーなどが買われ約5ヵ月ぶりの高値をつけた。

 東京市場では終始買い優勢、日経平均株価は前場後半に値を消す場面もあったが、その後買い直され、後場終盤に一段高となり高値引けとなった。

 27日の東京市場は、薄商いのなかも強さをみせた。前日の日経平均は小幅安だったものの、全体の8割の銘柄が上昇する買い気の強い地合いで、本日もそのリスクオンの地合いが続いた。米通商政策への懸念が後退するなか前日の米株市場はNYダウが約5ヵ月ぶりの高値をつけ、この流れを引き継いだ。外国為替市場では前場取引時間中は円高傾向だったが、後場は日銀が指値オペを通知したことを受けドルが買い戻され、株式市場にもポジティブに作用した。来週31日に予定される日銀の金融政策決定会合で金融緩和策の修正もしくはそれを示唆した場合は、相場に悪影響が及ぶとみられるだけに上値を積極的に買う動きも限られた。ただ、決算発表に絡み好業績株への物色意欲は旺盛、引けにかけては主力値がさ株に買い戻しの動きがみられ、全体を押し上げた。

 個別では、ソフトバンクグループ<9984>が堅調、エーザイ<4523>も下げ止まる動きをみせた。トヨタ自動車<7203>、任天堂<7974>もしっかり。コマツ<6301>、信越化学工業<4063>なども買いが優勢だった。ネットワンシステムズ<7518>が値上がり率トップに買われたほか、システナ<2317>も活況高。岡部<5959>、メディアドゥホールディングス<3678>なども大幅高となった。このほか、日立金属<5486>、クラリオン<6796>も物色人気となった。
 半面、野村ホールディングス<8604>が安く、サイバーエージェント<4751>、武田薬品工業<4502>も売りに押された。LIFULL<2120>が急落、安藤ハザマ<1719>も大幅安となった。インソース<6200>、日本ガス<8174>、MARUWA<5344>が大きく値を下げたほか、Gunosy<6047>、千趣会<8165>なども下値を探った。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> 、信越化 <4063> 、花王 <4452> 、エーザイ <4523> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約57円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄は日産化 <4021> 、ダイキン <6367> 、スズキ <7269> 、武田 <4502> 、ヤマハ <7951> 。押し下げ効果は約16円。

 東証33業種のうち上昇は28業種。上昇率の上位5業種は(1)化学、(2)鉱業、(3)ゴム製品、(4)陸運業、(5)保険業。一方、下落は5業種のみで下落率の上位から(1)証券商品先物、(2)繊維製品、(3)建設業、(4)水産・農林業、(5)石油石炭製品。

■個別材料株

△システナ <2317>
 4-6月期(1Q)経常は54%増益で着地。
△日立金 <5486>
 4-6月期(1Q)税引き前は18%増益で着地。
△日精線 <5659>
 4-6月期(1Q)経常は21%増益で着地。
△JMC <5704> [東証M]
 鋳造事業で生産設備増強。
△岡部 <5959>
 上期最終が56%増益で上振れ着地。
△メディアF <6067> [東証M]
 上期経常を3.3倍増益・最高益に上方修正。
△メルコ <6676>
 14.48%を上限に自社株買いを実施。
△ロランドDG <6789>
 上期経常を一転19%増益に上方修正。
△ネットワン <7518>
 4-6月期(1Q)経常は3.8倍増益で着地。
△日立物流 <9086>
 4-6月期(1Q)営業は13%増益で着地。

▼LIFULL <2120>
 今期最終を19%下方修正。
▼日ガス <8174>
 4-6月期(1Q)経常は29%減益で着地。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)ネットワン <7518> 、(2)岡部 <5959> 、(3)日精線 <5659> 、(4)日華化学 <4463> 、(5)システナ <2317> 、(6)メディアドゥ <3678> 、(7)ランド <8918> 、(8)ロランドDG <6789> 、(9)大同特鋼 <5471> 、(10)たけびし <7510> 。
 値下がり率上位10傑は(1)LIFULL <2120> 、(2)三陽商 <8011> 、(3)コア <2359> 、(4)安藤ハザマ <1719> 、(5)インソース <6200> 、(6)日ガス <8174> 、(7)MARUWA <5344> 、(8)東海東京 <8616> 、(9)ブラス <2424> 、(10)Mラインズ <3901> 。

【大引け】

 日経平均は前日比125.88円(0.56%)高の2万2712.75円。TOPIXは前日比9.98(0.57%)高の1775.76。出来高は概算で13億8133万株。東証1部の値上がり銘柄数は1398、値下がり銘柄数は623となった。日経ジャスダック平均は3848.39円(2.58円安)。

[2018年7月27日]

株探ニュース
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