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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):LIFULL、安藤ハザマ、MARUWA

MARUWA <日足> 「株探」多機能チャートより
■LIFULL <2120>  664円  -63 円 (-8.7%)  本日終値  東証1部 下落率トップ
 LIFULL<2120>が急反落し年初来安値を更新した。26日の取引終了後、18年9月期の連結業績予想について、売上高を410億円から340億円へ、営業利益を50億円から40億円へ、純利益を34億7800万円から28億円へ下方修正したことが嫌気された。HOME’S関連事業で検索エンジン経由の集客が当初想定を下回っていることに加えて、不採算分野だったリフォーム分野からの撤退を決めたことが要因としている。同時に発表した第3四半期累計(17年10月~18年6月)決算は、売上高260億1500万円、営業利益36億3500万円、純利益22億7400万円だった。なお、前期に決算期を変更したため、前期および前年同期との比較はない。

■安藤・間 <1719>  964円  -80 円 (-7.7%)  本日終値  東証1部 下落率4位
 安藤ハザマ<1719>が反落。26日午後に同社が東京都多摩市で施行中の大型ビル「(仮称)多摩テクノロジービルディング」の建築現場で火災が発生したことが嫌気された。同火災では作業員5人が死亡し、40人近くがケガを負ったという。今後の業績への影響を懸念した売りが出たようだ。

■MARUWA <5344>  9,040円  -720 円 (-7.4%)  本日終値  東証1部 下落率6位
 MARUWA<5344>が急反落。26日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高93億2900万円(前年同期比14.1%増)、営業利益20億5100万円(同22.8%増)、純利益15億900万円(同40.0%増)と大幅増益となったが、株価は直近で上昇を続けていただけに、材料出尽くし感による利益確定売りが出たようだ。第1四半期は、車載関連や半導体関連市場向けにセラミック製品が堅調に推移し増益を牽引した。また、道路やトンネル向け高輝度LED照明や、施設向けの高演色性照明機器の案件が増加し、照明機器事業の採算が改善したことも寄与した。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高403億円(前期比4.6%増)、営業利益98億円(同6.8%増)、純利益65億5000万円(同18.1%増)の従来見通しを据え置いている。

■日本瓦斯 <8174>  5,520円  -440 円 (-7.4%)  本日終値  東証1部 下落率7位
 日本ガス<8174>が急反落。26日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高286億7600万円(前年同期比7.2%増)、営業利益18億400万円(同15.5%減)、純利益10億1700万円(同38.2%減)と2ケタ減益となったことが嫌気された。都市ガス自由化を受けて顧客数が同10.0%増の137万件に増加したことが寄与し売上高は増収となったが、原料価格が上昇したことが利益を押し下げた。また、新都市ガス事業で広告費が増加したことなども響いた。なお、19年3月期通期業績予想は、売上高1300億円(前期比13.3%増)、営業利益134億円(同25.4%増)、純利益92億円(同18.0%増)の従来見通しを据え置いている。

■積水樹脂 <4212>  2,017円  -132 円 (-6.1%)  本日終値
 26日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は10%減益で着地」が嫌気された。積水樹脂 <4212> が7月26日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比9.5%減の20億円に減り、4-9月期(上期)計画の43.5億円に対する進捗率は46.2%となり、5年平均の47.7%とほぼ同水準だった。
  ⇒⇒積水樹脂の詳しい業績推移表を見る

■野村ホールディングス <8604>  527円  -32.4 円 (-5.8%)  本日終値
 26日に決算を発表。「4-6月期(1Q)税引き前は82%減益で着地」が嫌気された。野村ホールディングス <8604> が7月26日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比82.4%減の136億円に大きく落ち込んだ。
  ⇒⇒野村ホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■リミックスポイント <3825>  1,167円  -66 円 (-5.4%)  本日終値
 リミックスポイント<3825>やGMOインターネット<9449>、セレス<3696>など仮想通貨関連株が安い。米国の著名投資家であるウィンクルボス兄弟が承認を求めていたビットコインETF(上場投資信託)に対して米証券取引委員会(SEC)が26日、不承認を発表。これを受け、ビットコイン価格はこの日の正午時点で1ビットコイン=87万円前後と昨日午後5時時点の91万円台から急落している。このビットコイン価格下落とともに仮想通貨関連株には売りが先行した。

■三菱鉛筆 <7976>  2,157円  -109 円 (-4.8%)  本日終値
 三菱鉛筆<7976>は大幅反落。同社は26日取引終了後、18年12月期通期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高を680億円から640億円(前期比4.8%減)へ、営業利益を115億円から90億円(同24.0%減)へ、最終利益を80億円から65億円(同22.1%減)へそれぞれ減額した。国内市場は堅調に推移したものの、海外市場では厳しい販売状況となるなどの環境の変化や、流通在庫の調整などの影響に伴い、通期連結業績が当初予想を下回る見込みとなった。あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は、売上高312億8900万円(前年同期比9.3%減)、営業利益47億5500万円(同24.9%減)、最終利益34億1000万円(同26.3%減)だった。

■サイバーエージェント <4751>  6,030円  -90 円 (-1.5%)  本日終値
 サイバーエージェント<4751>は7日続落。26日の取引終了後に第3四半期累計(17年10月~18年6月)連結決算を発表し、売上高3119億6000万円(前年同期比15.8%増)、営業利益265億5700万円(同27.1%増)、純利益49億9800万円(同66.1%増)と大幅増益となったが、18年9月期通期業績予想を売上高4200億円(前期比13.1%増)、営業利益300億円(同2.3%減)、純利益50億円(同24.2%増)の従来見通しで据え置いたことが嫌気されたようだ。第3四半期累計期間では、前期に続き「AmebaTV」など動画事業への投資期であるためメディア事業は赤字が継続したほか、ゲーム事業も第2四半期の周年記念タイトルの影響で前年同期を下回った。ただ、スマートフォン向け動画広告が順調に拡大したこと受けて、インターネット広告事業が2ケタの増収増益となったほか、投資育成事業も順調に拡大し業績を牽引した。

●ストップ高銘柄
 アーバンライフ <8851>  2,026円  +400 円 (+24.6%) ストップ高   本日終値
 GAテクノ <3491>  7,550円  +1,000 円 (+15.3%) ストップ高   本日終値
 エクスモーション <4394>  5,570円  +705 円 (+14.5%) ストップ高   本日終値
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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