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【市況】東京株式(前引け)=反発、前場終盤に円高受け値を消す場面も

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 27日前引けの日経平均株価は前営業日比48円72銭高の2万2635円59銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億7300万株、売買代金概算は1兆416億6000万円。値上がり銘柄数は1376、対して値下がり銘柄数は624、変わらずは99銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は買い優勢の展開で始まり終始プラス圏で推移した。前日の米国株市場で貿易摩擦問題に対する警戒感の後退からNYダウが3日続伸し、約5カ月ぶりの高値をつけたことが東京市場でもリスクを取る流れにつながった。ただ、外国為替市場では足もと再び円高傾向に振れており、前場終盤に上げ幅を縮小して前日終値近辺まで水準を落とす場面もあった。

 個別ではエーザイ<4523>が下げ止まり、トヨタ自動車<7203>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。コマツ<6301>、花王<4452>も買いが優勢。ネットワンシステムズ<7518>が値上がり率トップに買われ、システナ<2317>、日立金属<5486>も値を飛ばした。クラリオン<6796>も物色人気。半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、サイバーエージェント<4751>、スタートトゥデイ<3092>が安い。LIFULL<2120>が急落、インソース<6200>、千趣会<8165>も大きく売られた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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