【材料】<動意株・11日>(前引け)=トレファク、サカタのタネ、ティムコ
トレファク <日足> 「株探」多機能チャートより
サカタのタネ<1377>=大幅高で年初来高値を更新した。同社が11日取引終了後に発表した19年5月期の連結業績予想は、売上高が662億円(前期比6.1%増)、営業利益は73億円(同3.4%減)、最終利益は61億円(同5.8%増)を見込んでいる。営業利益は小幅減益見通しも最終利益は6%増益を見込んでおり、買い安心感を誘った。18年5月期は期末配当を従来計画から5円上乗せし20円としており、年間30円配と前期実績比2円の増配となったことも買い材料となっている。信用取組は売り長で信用倍率は0.28倍と需給面で上値が軽い。
ティムコ<7501>=一時ストップ高まで買われ、年初来高値を更新。同社は11日取引終了後に、18年11月期第2四半期累計(17年12月~18年5月)の単独決算を発表。営業利益は6100万円(前年同期は800万円)となり、10日に公表した通期の上方修正値4900万円を超過した。売上高は前年同期比7.7%増の15億7800万円(通期計画は30億2200万円)で着地した。防寒重衣料の販売増などを背景に、アウトドア事業が伸びたことが寄与。フィッシング事業は市場低迷の影響で販売がやや伸び悩んだが、経費削減の効果もあって底堅く推移した。
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出所:みんなの株式(minkabu PRESS)