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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):エスユーエス、串カツ田中、鳥貴族

エスユーエス <日足> 「株探」多機能チャートより
■エスユーエス <6554>  1,352円  +16 円 (+1.2%)  本日終値
 エスユーエス<6554>が反発。企業の求人需要は旺盛で、5月の有効求人倍率は1.60倍と44年4カ月ぶりの高水準を記録した。特に最近は製造業やIT業界の技術者不足が際立っている。自動車や半導体業界向けに開発系技術者派遣を主力に手掛ける同社に追い風が強い。18年9月期は営業利益段階で25%増の5億1200万円予想と好調だが、市場では一段の上振れを見込む声も強い。

■アマナ <2402>  826円  +5 円 (+0.6%)  本日終値
 アマナ<2402>が3日続伸。4日の取引終了後、子会社アマナデザインが米ニュースクレド社と国内独占パートナーシップを締結し、マネジメントシステム「コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム」を日本で本格始動すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。ニュースクレド社は、世界各国の出版社やデジタルパブリッシャーが保有する「約5000メディア・4000万コンテンツ」に上る良質なライセンスドコンテンツを、独自のマネジメントシステム「コンテンツ・マーケティング・プラットフォーム」を通して提供する企業。今回のパートナーシップ締結によりアマナデザインは、海外で注目されている記事の日本語版など、コンテンツマーケティングのお役立ち情報を定期的に配信し、コンテンツマーケティングの戦略、企画、配信、分析の最新ニュースやトレンド・ノウハウを扱う「NewsCred Insights by amana」を提供するとしている。

■コックス <9876>  195円  -15 円 (-7.1%)  本日終値
 カジュアル衣料専門店を展開するコックス<9876>が反落し、年初来安値を更新した。同社は4日取引終了後に、19年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業損益が1億6100万円の赤字(前年同期は100万円の黒字)に転落したことが嫌気されたようだ。売上高は50億1600万円(前年同期比0.4%減)で着地。4月以降の既存店売上高がさえず、売上高の計画未達に伴う商品回転日数の悪化などが利益面に影響した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。また、同時に6月度の既存店売上高が前年同月比1.1%減になったことも明らかにした。客数は同2.4%増に浮上したが、一方で客単価は同3.4%減にとどまった。

■串カツ田中 <3547>  2,724円  -208 円 (-7.1%)  本日終値
 串カツ田中ホールディングス<3547>は急落。11時ごろに発表した6月度の月次報告で、串カツ田中直営店の既存店売上高が前年同月比2.9%減となり、2カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。客数は同2.2%増と前年に比べてプラスに転じたものの、先月プラスに転じた客単価が同5.0%減と再び前年を下回ったことが響いた。なお、全店売上高は同27.6%増だった。

■暁飯島工業 <1997>  1,333円  -85 円 (-6.0%)  本日終値
 暁飯島工業<1997>は大幅反落。同社は4日取引終了後、18年8月期の単体業績予想の下方修正を発表した。売上高を80億円から65億円(前期比19.7%減)へ、営業利益を6億3000万円から4億6000万円(同49.7%減)へ、最終利益を4億2000万円から3億4000万円(同47.0%減)へそれぞれ減額した。受注工事高はほほ計画どおりに推移したものの、現状の手持工事を精査し直したところ、売上高は一部大型工事において工期の遅れにより想定していた出来高が確保できず、前回予想を下回る見込みとなった。損益についても、売上高の減少から期初計画の工事利益が確保できず、営業利益、経常利益および最終利益ともに前回予想を下回る見込み。なお、あわせて発表した18年8月期第3四半期累計(17年9月~18年5月)の単体決算は売上高46億2200万円(前年同期比21.8%減)、営業利益4億円(同42.7%減)、最終利益3億400万円(同37.7%減)だった。

■鳥貴族 <3193>  2,414円  -91 円 (-3.6%)  本日終値
 鳥貴族<3193>は4日続落。日証金が4日付から、鳥貴族株について貸株利用など貸借取引で注意喚起銘柄に指定すると発表した。貸借取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方から売りが優勢となったようだ。

■ミニストップ <9946>  2,119円  -41 円 (-1.9%)  本日終値
 4日に決算を発表。「3-5月期(1Q)最終は赤字拡大で着地」が嫌気された。ミニストップ <9946> が7月4日大引け後(15:00)に決算を発表。19年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終損益は4.2億円の赤字(前年同期は1.2億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
  ⇒⇒ミニストップの詳しい業績推移表を見る

■マックスバリュ東海 <8198>  2,395円  -45 円 (-1.8%)  本日終値
 4日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は13%減益で着地」が嫌気された。マックスバリュ東海 <8198> [東証2] が7月4日大引け後(15:00)に決算を発表。19年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比12.7%減の9億円に減り、3-8月期(上期)計画の22.7億円に対する進捗率は39.6%にとどまり、5年平均の45.4%も下回った。
  ⇒⇒マックスバリュ東海の詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 大村紙業 <3953>  1,453円  +300 円 (+26.0%) ストップ高   本日終値
 平和紙業 <9929>  505円  +80 円 (+18.8%) ストップ高   本日終値
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 アイ・ピー・エス <4390>  7,830円  -1,500 円 (-16.1%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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