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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):デジアーツ、ソースネクス、Jフロント

デジアーツ <日足> 「株探」多機能チャートより
■デジタルアーツ <2326>  5,770円  +90 円 (+1.6%)  本日終値
 デジタルアーツ<2326>、テリロジー<3356>、トレンドマイクロ<4704>などサイバーセキュリティー関連が総じて高い。全般相場は前日の急落から立ち直ってはいるものの、主力株中心に上値が重い展開で、貿易摩擦問題などに左右されない内需のテーマ株に物色の矛先が向いている。そのなか、サイバー攻撃に対応するセキュリティー分野は国策フォローが見込まれることで、関連株への追い風も強い。2018年度の政府予算でサイバーセキュリティーには727億円が投入されている。また、今後3年を見据えたサイバーセキュリティー次期戦略では、経済的・社会的リスクを防ぐため産学官や国家間の連携を進めるほか、2020年の東京五輪に向けた対策強化も明記されている。

■ソースネクスト <4344>  840円  +9 円 (+1.1%)  本日終値
 ソースネクスト<4344>が物色人気。世界的なサイバー攻撃に対する警戒が強まるなか、安倍政権は18年度の政府予算に720億円超を投入するなどサイバーセキュリティー分野に重きを置いている。そのなか、同社は関連銘柄として注目度が高く、「ZEROウイルスセキュリティ」は高評価が定着している。同製品の搭載エンジンが4月実施のAV-Comparativesのパフォーマンステストで世界18製品中、第1位を獲得し脚光を浴びた。また、同社が手掛ける通訳機「ポケトーク」もインバウンド関連の側面で注目されている。

■松屋 <8237>  1,614円  +17 円 (+1.1%)  本日終値
 松屋<8237>は反発。2日の取引終了後に発表した6月度の売上速報で、銀座店と浅草店を合わせた銀座本店の売上高が前年同月比17.7%増となり、12カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。早めの梅雨明けとなった天候と高気温が後押しし、銀座店で婦人部門で盛夏軽衣料中心に売り上げが好調に推移し、サングラス・傘などの婦人雑貨も売り上げを大きく伸ばした。また、中元ギフト商戦でも、外商顧客需要が堅調にとなった。なお、免税売上高は、引き続き化粧品等の自家需要商材が好調だった。

■Jフロント <3086>  1,638円  +8 円 (+0.5%)  本日終値
 J.フロント リテイリング<3086>は反発。2日の取引終了後に発表した6月度の売上速報で、百貨店事業の合計売上高が前年同月比4.7%増となり、15カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。大阪府北部を震源とする地震で関西地区店舗への影響があったものの、前年に比べてクリアランス期間の土曜日が1日多かったことに加えて、訪日外国人客を中心に化粧品、ラグジュアリーブランド、高級時計が引き続き好調だったことが寄与した。なお、大丸松坂屋百貨店の免税売上高は同46%増と好調を継続した。

■三越伊勢丹 <3099>  1,350円  +6 円 (+0.5%)  本日終値
 三越伊勢丹ホールディングス<3099>が反発。2日の取引終了後に発表した6月度の国内百貨店事業売上速報で、三越伊勢丹合計の既存店売上高が前年同月比12.1%増となり、13カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。東京、名古屋、札幌、福岡の大都市圏を中心に化粧品やラグジュアリーブランドが売り上げを大きく牽引した。また、顧客関心度に合わせてスタートを見直したクリアランスセールも堅調だったほか、梅雨明けを受けて日傘をはじめUV関連アイテムへの関心度も高かった。なお、訪日客の増加に伴う来店客数の大幅な増加で免税売り上げは引き続き好調に推移した。

■テクマトリックス <3762>  2,009円  -179 円 (-8.2%)  本日終値  東証1部 下落率4位
 テクマトリックス<3762>が大幅続落。2日の取引終了後、大和証券を割当先として第1回行使価額修正条項付新株予約権を発行すると発表しており、将来的な需給悪化を警戒した売りが出たようだ。今回発行する新株予約権は2万5000個(潜在株数250万株)で、当初行使価格は2291円。これにより調達する差引手取金概算額57億強は情報基盤事業およびアプリケーション・サービス事業におけるM&Aや資本業務提携にかかる費用に当てられる方針だ。なお、同時に消却前発行済み株数の10.1%に相当する250万株を7月5日付で消却すると発表している。

■ライオン <4912>  1,924円  -66 円 (-3.3%)  本日終値
 ライオン<4912>が4日続落。きょう付けの日本経済新聞朝刊で、「2018年1~6月期連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す『事業利益』が前年同期比1割減の110億円強だったようだ」と報じられており、本業部分の利益が6年ぶりに減益になったとの観測が弱材料視された。記事によると、洗剤や容器の原料であるナフサ価格が上昇し利益を圧迫したという。会社側では110億円(前年同期比12.3%減)を見込んでいるが、好業績のイメージが強いだけに「減益」との観測が響いたもよう。なお、決算発表は8月3日を予定している。

■ディスコ <6146>  18,930円  -140 円 (-0.7%)  本日終値
 ディスコ<6146>が反落。2日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)個別売上高が、344億8300万円(前年同期比8.4%減)となったことが嫌気された。一部顧客で設備投資時期を見直す動きが見られたことや、前年の大型案件がなくなった反動で、装置売上高は前年同期と比べて減少したが、半導体用途全般での引き合いは強く、ダイサやグラインダの出荷は底堅く推移した。これにより、直近の個別業績予想(売上高327億円)は上回ったものの、市場の期待値は大きかったことから、前年同期を下回ったことをネガティブ視したようだ。

株探ニュース

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