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2018年07月03日15時21分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ダイヤ通商、エスプール、大黒屋

ダイヤ通商 <日足> 「株探」多機能チャートより
■ダイヤ通商 <7462>  1,018円  +150 円 (+17.3%) ストップ高   本日終値
 首都圏でガソリンスタンドなどを展開するダイヤ通商 <7462> [JQ]がストップ高。2日大引け後、資産の効率的活用と財務体質の改善を目的に固定資産を譲渡すると発表しており、業績上振れを期待する買いが入ったようだ。東京都豊島区北大塚に保有するサービスステーション「SSヨンク大塚」の売却に伴い、19年3月第4四半期に売却益6.5億円を特別利益に計上する見込みとなった。なお、通期業績予想への影響は他の要因も含め精査中とし、修正が必要な場合には速やかに開示を行うとしている。

■エスプール <2471>  1,551円  +183 円 (+13.4%)  本日終値
 エスプール <2471> [JQ]が急騰。2日大引け後、18年11月期上期(17年12月-18年5月)の連結経常利益を従来予想の3.5億円→4.6億円に31.5%上方修正。増益率が34.3%増→76.6%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。上期業績の上方修正は5月に続き、2回目となる。主力の人材派遣サービス、障がい者雇用支援サービスともに好調に推移する中、費用の抑制が進み採算が上向いたことが上振れの要因。なお、通期の経常利益は従来予想の8億円(前期は6.8億円)を据え置いた。

■大黒屋ホールディングス <6993>  61円  +6 円 (+10.9%)  本日終値
 大黒屋ホールディングス<6993>が急反発。2日の取引終了後、中国・陸秦科技と中国における金融サービスを提供することを目的に業務提携し、合弁会社を設立すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。大黒屋HDでは既に、中国最大級の金融グループであるCITICグループと合弁会社「信黒屋」を設立し中古ブランド品の買い取り・売買事業を展開しているが、新合弁会社では陸秦科技の有する「スマホアプリを用いた個人消費者向けローンサービス」のノウハウを活用し、小売事業におけるショッピングローンなどの金融サービスを提供する方針。さらに、信黒屋との間で、ファイナンスサービスを連携させることで、中国における中古ブランド品の買い取り・売買事業をより加速させられると見込んでいる。また同時に、大黒屋HDでは、21年3月期を最終年度とする中期事業計画を策定。最終年度までに売上高483億円(18年3月期参考値208億円)、EBITDA75億円(同13億円)を目指す。

■ミサワ <3169>  491円  +47 円 (+10.6%) 一時ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位
 ミサワ<3169>が一時ストップ高。同社は「unico」ブランドで家具、雑貨などを女性層を主要ターゲットに販売する。価格帯を引き下げた新ブランド投入で若年層の需要取り込みを強化しており、足もとの業績は回復色を強めている。19年1月期の第1四半期(2~4月)連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が9900万円(同2.2倍)と高い伸びを示しており、通期計画の2億500万円の黒字(前期実績は8300万円の赤字)達成も有望視される。株価は四半期決算発表を好感して6月14日に547円の高値に買われた後大きく調整したが、時価総額30億円台と小型で再人気化となれば高値奪回も視野に入る。

■地域新聞社 <2164>  545円  +49 円 (+9.9%) 一時ストップ高   本日終値
 地域新聞社 <2164> [JQG]が急騰。2日大引け後に発表した18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常損益が2600万円の黒字(前年同期は1億1500万円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料視された。地図情報システムを活用した折り込みチラシ配布の取り引きが増加したうえ、行政向け販売促進支援サービス、Web広告の売上が伸びたことが寄与。売上原価の減少に加え、販管費を抑制したことも黒字転換に貢献した。通期計画の500万円をすでに5.2倍も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■エヌジェイ <9421>  1,757円  +103 円 (+6.2%)  本日終値
 エヌジェイホールディングス<9421>が大幅反発。2日の取引終了後、人材関連サービスを展開するDELTA Holdings(東京都港区)と資本・業務提携すると発表しており、これを好感した買いが入った。今回の資本・業務提携は、NJHD子会社トーテックの持つエンジニア系の幅広い顧客ネットワークとメーカー分野におけるキャリアコーディネート力に、DELTA社の持つ自社システムによる規模拡大に対応した体制とブランディングノウハウなどを合わせることで、自社グループで取り組む以上の人材関連ビジネスの成長を図るのが狙い。また、資本提携では、トーテック株のうち70%にあたる1491株を1株8万4000円でDELTA社に譲渡するとしており、これに伴いNJHDの第2四半期決算に子会社株式売却益6200万円を特別利益として計上するとしている。

■三社電機製作所 <6882>  1,147円  +63 円 (+5.8%)  本日終値
 三社電機製作所<6882>が3連騰。きょう付けの日経産業新聞で、「炭化ケイ素(SiC)製のパワー半導体で従来の3分の1ほどに小型化したモジュール(複合)部品を今秋にも量産する」と報じられており、これを好材料視した買いが入った。記事によると、岡山工場(岡山県奈義町)で数億円を投じて新しい生産ラインを新設するという。同社は、15年3月にパナソニック<6752>とSiCパワー半導体モジュールの試作品を共同開発していたが、量産化で業績への貢献が期待される。まずは燃料電池や蓄電池のインバーター向けに採用を促すようだが、SiCパワー半導体は、シリコン(Si)と炭素(C)で構成される化合物を用いたパワー半導体でシリコン製と比べて高効率で高温に強いといった特徴があることから、将来的には電気自動車への採用を目指すもようだ。

■シンバイオ製薬 <4582>  149円  +5 円 (+3.5%)  本日終値
 シンバイオ製薬<4582>が大幅高。同社は2日取引終了後、抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」と抗CD20抗体医薬品との併用に関する承認を取得したことを発表、これが株価押し上げ材料となった。4月10日にマドを開けて下放れ、以降は一貫して下値模索の展開が続いていたが、前日終値時点で140円台と値ごろ感があり、目先リバウンド狙いの短期資金が流入した。

■スリープログループ <2375>  1,033円  +33 円 (+3.3%)  本日終値
 スリープログループ<2375>が高い。前週末まで6日続伸と上値追い基調を鮮明とし、週明け2日こそ全体波乱相場のなか利益確定売りに値を下げたが、きょうは売り物を吸収し上値を指向する強さをみせた。17年10月期に営業43%増益、18年10月期は同31%増益の5億円を予想するなど業績は絶好調。エンジニア派遣やコールセンターコンサルティング事業を展開し、企業の人材ニースに対応。さらに直近、ブロックチェーン推進協会にも加入しており、ブロックチェーン技術によって登録エージェントと企業をつなぐプラットフォーム構築に取り組んでいる。人工知能(AI)分野でもビジネス領域を広げ、商品の注文から手元に届いた後の対応までを一括サポートする「AI・IoTロボットフルフィルメントサービス」を、富士通<6702>のロボットAIプラットフォームを皮切りにスタートさせている。

●ストップ高銘柄
 日本海洋掘削 <1606>  119円  +30 円 (+33.7%) ストップ高   本日終値
 免疫生物研究所 <4570>  1,059円  +150 円 (+16.5%) ストップ高   本日終値
 など、3銘柄

●ストップ安銘柄
 五洋インテックス <7519>  383円  -80 円 (-17.3%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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