【市況】東京株式(前引け)=米株安受け続落も売り一巡後は下げ渋る
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、前日の米株安を受け広範囲に売りが先行した。トランプ政権が中国企業による対米投資の抑制について、米財務省管轄の対米外国投資委員会を活用すると伝わったことは、これまでの強硬姿勢の軟化を意識させプラス材料だが、米中貿易摩擦懸念は引き続き買い手控え材料となっている。全般は先物主導で振り回される形だが、前引けにかけて先物に買い戻しが入り、日経平均も下げ渋っている。
個別ではソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>が買い優勢、出光興産<5019>も上昇した。東京エレクトロン<8035>もしっかり。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>が値を飛ばしたほか、日本新薬<4516>が大幅高、アイビーシー<3920>、USEN-NEXT HOLDINGS<9418>も大きく上昇した。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、キーエンス<6861>も下落した。スタートトゥデイ<3092>、ニトリホールディングス<9843>なども安い。フリービット<3843>、ハイデイ日高<7611>が急落、シグマクシス<6088>、レーザーテック<6920>も売られた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)