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【通貨】外為サマリー:109円50銭台に急落、米中貿易戦争への懸念でリスクオフに

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円59銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=127円36銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は米国市場では110円50銭前後で推移していたが、午前8時30分過ぎから下落基調となり、午前11時前に110円ラインを割り込み、午後3時前に109円50銭台まで急落した。トランプ米大統領は、中国が報復関税を導入すれば2000億ドル規模の中国製品に対して10%の追加関税を課す意向を示した。これを受け、米中貿易戦争への懸念が高まりドル売り・円買いが活発化。日経平均株価が急落したこともリスクオフ姿勢を強めさせた。市場では今晩の欧米市場の動向を注目している。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1621ドル前後と同0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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