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【経済】日経平均は当面23,000円を意識、SMBC日興証券(花田浩菜)

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6/18付の「DailyOutlook」では、米中の関税措置について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『15日、米国は中国に対して500億ドル(5兆5000億円)相当、1,102品目への関税措置を発表。7月6日に自動車や産業用ロボット、半導体など、340億ドルに関税を発動、残り160億ドルの発動時期は未定となっている』と伝えています。

続けて、同発表を受けて、中国は同額の報復措置を発表したことを挙げ、『大豆や牛肉といった農畜産物や自動車など340億ドルに対して7月6日に発動、エネルギーなど残り160億ドルへの発動期日は未定である。米国は中国が報復措置を出せば追加関税を課すとしているものの、最終的には貿易戦争による世界経済への大きな影響は回避されるとみている』と分析しています。

さらに、『18日は5月貿易収支が発表される。4月には世界経済の拡大を背景に輸出の増加基調が維持されており、今回も継続が見込まれる。先行きの不透明感が拭えない中、こうした良好な実体経済が株価の下支え要因となろう。19日にはメルカリ(4385)が東証マザーズに上場。20日に発表される5月訪日外客数は、1~4月の累計で過去最速ペースで1,000万人を突破。株式市場ではインバウンド関連銘柄への物色が続いている一方、一部銘柄で広告費の増加などを受けた業績悪化が懸念され始めたことには注意したい』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介していますので、詳しくは6/18付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

 提供:フィスコ

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