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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 CRE、エイチーム、丹青社 (8日大引け後 発表分)

CRE <日足> 「株探」多機能チャートより

 8日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 CRE <3458>   ★今期経常を80%上方修正、配当も10円増額
 ◆18年7月期の連結経常利益を従来予想の15億円→27億円に80.0%上方修正。減益率が69.7%減→45.5%減に縮小する見通しとなった。ロジスクエア守谷と鳥栖の物流施設2件の売却益が計画を上回ったことに加え、売却物件が増えることが上振れの要因。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の30円→40円(前期は20円)に大幅増額修正した。予想PERが23.8倍→12.5倍に低下する一方、配当利回りは2.13%に上昇し、割安感が強まった。

 エイチーム <3662>   ★8-4月期(3Q累計)経常は37%増益で着地
 ◆18年7月期第3四半期累計(17年8月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比37.1%増の38.5億円に拡大して着地。引っ越し料金の高騰を背景に、引っ越し比較・予約サイトの利用件数が増加し、手数料収入が伸びたことが寄与。ゲーム部門とブライダル部門の広告宣伝費が減少したことも大幅増益に貢献した。
  通期計画の47億円に対する進捗率は82.0%に達しており、業績上振れが期待される。

 フリービット <3843>   ★今期経常は65%増で10期ぶり最高益更新へ
 ◆18年4月期の連結経常利益は前の期比76.7%増の14.2億円で着地。続く19年4月期も前期比64.8%増の23.5億円に拡大し、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期はインターネット市場の拡大を背景に、広告配信最適化システムを展開するアドテクノロジー事業の成長が継続する。また、前期下期から業績が大きく改善しているヘルスケア事業と、モバイル事業の黒字転換を見込む。

 カナモト <9678>   ★上期経常は一転9%増益で上振れ着地
 ◆18年10月期上期(17年11月-18年4月)の連結経常利益は前年同期比8.9%増の111億円と、従来の9.5%減益予想から一転して増益で着地。建設需要が拡大するなか、首都圏や西日本エリアの空白地域を中心に拠点展開を進めたほか、トンネル関連工事向け機械の拡充なども奏功し、主力の建設関連事業が2ケタ増益を達成した。
  通期計画の174億円に対する進捗率は64.0%に達しており、業績上振れが期待される。

 丹青社 <9743>   ★2-4月期(1Q)経常は54%増益で着地
 ◆19年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比53.7%増の25億円に拡大して着地。良好な市況を背景に、空港関連施設、ホテル、オフィス、テーマパークなどの新改装案件が伸びたうえ、文化施設の大型案件も増加し、12.6%の大幅増収を達成したことが寄与。
  上期計画の28.1億円に対する進捗率は89.3%に達しており、業績上振れが期待される。

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