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【市況】東京株式(前引け)=米株安で売り優勢、中盤以降に下げ加速

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 23日前引けの日経平均株価は前営業日比247円96銭安の2万2712円38銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は7億6596万株、売買代金概算は1兆2286億8000万円。値上がり銘柄数は643、対して値下がり銘柄数は1330、変わらずは108銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は前日の米株安を受けて売り優勢で始まり、前場中ごろから仕掛け的な売りが入り一気に下げ幅を広げた。トランプ米大統領が北朝鮮との首脳会談について延期の可能性に言及したことで、目先地政学リスク再に対する懸念が利益確定売りを誘発した。外国為替市場で1ドル=110円台半ばに円高が進行したことも買い手控え要因となった。前引け時点で値下がり銘柄数は1300を超えた。

 個別では任天堂<7974>、ソニー<6758>が安く、ファーストリテイリング<9983>も売られた。ファナック<6954>、キーエンス<6861>も軟調。シグマクシス<6088>が大幅安、シンフォニアテクノロジー<6507>、レノバ<9519>なども大きく下げた。半面、リクルートホールディングス<6098>が堅調、NTT<9432>もしっかり。セレス<3696>が大幅高、長大<9624>、モバイルファクトリー<3912>なども値を飛ばした。大崎電気工業<6644>も物色人気に。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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