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【材料】三菱UFJなどメガバンク堅調、米10年債利回りが再び3%台乗せ

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>をはじめメガバンクが買い優勢の展開。米連銀総裁の利上げに対するタカ派的な発言が米国債売りを誘発、前日の米国株市場では10年債利回りが再び3%の大台に乗せてきた。これを受けて米国事業を展開するメガバンクにとっては運用利ザヤの拡大期待が株高を後押しする状況となっている。ただ、三菱UFJはきょうの引け後に決算発表を控え、この結果を見極めたいとの思惑もあり、積極的な買いは入りにくい。

 なお、三井住友フィナンシャルグループ<8316>は前日引け後に18年3月期の決算を発表。経常収益は5兆7641億7200万円(前期比12.3%増)、経常利益は1兆1641億1300万円(同15.7%増)、最終利益は7343億6800万円(同3.9%増)と好調で、700億円を上限とする自社株買いを発表していることもあって、カイ気配で始まった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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