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【市況】東京株式(前引け)=押し目買い旺盛で朝安後プラス圏に切り返す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 14日前引けの日経平均株価は前週末比54円89銭高の2万2813円37銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億4000万株、売買代金概算は1兆2226億4000万円。値上がり銘柄数は1042、対して値下がり銘柄数は967、変わらずは71銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前週末に日経平均が大幅上昇した反動もあって売り優勢で始まったが、その後は押し目買いに切り返し前引けはプラス圏で着地した。内需では不動産や倉庫株が買われる一方、為替の円安一服を背景に半導体関連の一角が軟調展開となり全体相場の上値を重くしている。日経平均は前引けにかけジリ高歩調となったが、値上がり銘柄数は全体の約半分にとどまっている。

 個別では、資生堂<4911>が売買代金トップで急伸、三井不動産<8801>も大幅高に買われた。武田薬品工業<4502>も高い。グローバルグループ<6189>が値上がり率トップとなり、日本板硝子<5202>、ブレインパッド<3655>なども物色人気。東京計器<7721>、フルキャストホールディングス<4848>も大きく値を上げた。半面、任天堂<7974>が冴えず、SUMCO<3436>も売りに押された。淺沼組<1852>が急落、大豊建設<1822>も大きく値を下げた。ホシデン<6804>、タカラトミー<7867>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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