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【材料】澁澤倉庫---2018年3月期は物流業務の取り扱い増加により増収も、全社費用増により減益

渋沢倉 <日足> 「株探」多機能チャートより

澁澤倉庫<9304>は9日、2018年3月期通期(2017年4月~2018年3月)連結決算を発表した。営業収益が前期比9.0%増の632.86億円、営業利益が同1.5%減の33.53億円、経常利益が同26.8%減の24.98億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.4%減の16.06億円となった。

営業収益は物流事業において消費財を中心とした倉庫業務、港湾運送業務、陸上運送業務、国際輸送業務の取扱いが増加、不動産事業で賃貸ビルの工事等に付帯する収入の増加で増加した。利益に関しては物流事業での業務拡大に伴う作業費や人件費等が増加、持分法による投資損失の増加等で、営業利益、経常利益共に減少した。

2019年3月期は、物流事業で消費財を中心とした倉庫業務や、不動産事業での賃貸料の増加、持分法による投資損失の減少を見込んでいる。通期の連結業績は、営業収益が前期比0.3%増の635.00億円、営業利益が同1.4%増の34.00億円、経常利益が同40.1%増の35.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.1%増の20.90億円と予想している。

《MW》

 提供:フィスコ

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