【市況】来週の株式相場見通し=好業績予想銘柄への買い継続、連休谷間で市場エネルギーは減少
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうは、前日の取引終了後に19年3月期の連結営業利益を前期比33.9%減と、大幅減益見通しを発表したファナック<6954>の株価に注目が集まった。寄り付き直後に前日比約14%下落し、終値でも同9.3%安となり、1銘柄で日経平均を約90円押し下げた。ただ、全体相場への影響では“ファナック・ショック”の波及は限定的となった。京セラ<6971>、アドバンテスト<6857>などが買い進まれ、買い意欲の根強さを印象付ける結果となった」との見方が出ていた。
日程面では、4月の新車販売台数(1日)、4月のマネタリーベース、4月の消費動向調査(2日)に注目。海外では、中国4月の製造業PMI、米3月の個人所得・個人支出(30日)、FOMC(1~2日)、米4月のISM製造業景況指数、米4月の新車販売台数(1日)、米4月のADP雇用統計、ASEANプラス3財務相・中央銀行総裁会議、ユーロ圏1~3月期のGDP(2日)、米3月の貿易収支、米4月のISM非製造業景況指数(3日)、米4月の雇用統計(4日)が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)