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【経済】トウモロコシ相場は天候相場序盤、売り方有利か? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆様こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。今日はトウモロコシ市場についてのレポートをご紹介します。

トウモロコシは相場サイクルがわかりやすいため「先物取引の中で一番トウモロコシが好き」という方もいらっしゃるようです。アメリカではとうもろこしの作付けが4月中旬頃~6月上旬に、収穫が9月~11月に例年行われ、この期間は天候で価格が左右されるので天候相場と言われます。それ以外の半年は需要と供給で価格が動く需給相場だと言われています。4月現在は作付けが行われているため天候相場というわけですね。

トウモロコシ相場に関わる天候に関してレポートでは、『先週末のシカゴコーンは、気温上昇予報を好感して上昇しました』と伝えています。

続けて、『これまで米穀倉地帯では、肌寒い日々が続いておりましたが、今週は温暖な天候となる見通しです』とのことで、『ウエザーサービスによるシカゴの週間予報では、この先1週間の最高気温が11~18℃、最低気温が4~13℃の予報です。今年は冬場の大雪の影響で土壌水分が潤沢であり、これで温暖な気候が続けば、作付けに理想的な環境となります』と分析しています。

米国産大豆やトウモロコシの作付面積動向が注目される時期となりましたがレポートでは『来週も温暖な気候が予想されているだけに、天候相場序盤は、売り方有利な展開かもしれません』と伝えています。参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の3月23日付の「トウモロコシ市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

三井智映子の「気になるレポート」は各種レポートを三井智映子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ

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