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【市況】東京株式(前引け)=小幅反発、米株急落も押し目買い意欲は強く頑強

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 9日前引けの日経平均株価は前営業日比12円90銭高の2万1580円42銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は6億5696万株、売買代金概算は1兆37億円。値上がり銘柄数は833、対して値下がり銘柄数は1160、変わらずは88銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場でNYダウなど主要株指数が急落したことを受けリスク回避の売り圧力が意識されたが、下値では買い向かう動きが目立ち底堅さを発揮した。外国為替市場でも1ドル=106円90銭近辺でもみ合っており、取引時間中に円高に振れなかったことも買い安心感につながった。電機や機械など設備投資関連セクターに売りが出る一方、内需のディフェンシブセクターには買いが入り全体相場を下支えした。

 個別では資生堂<4911>、花王<4452>が上値追い、NTT<9432>も買い優勢。ヴィンクス<3784>がストップ高に買われたほか、KLab<3656>も値を飛ばした。北の達人コーポレーション<2930>は大商いで11連騰。セラク<6199>、ブイキューブ<3681>も値を飛ばしている。半面、ファナック<6954>が軟調、SMC<6273>も売りが目立つ。パソナグループ<2168>が急落したほか、オンワードホールディングス<8016>も大幅安、セレス<3696>、VTホールディングス<7593>なども大きく値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年04月09日 14時54分

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