【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月28日記)
日経平均株価は寄り付き値が2万1000円以下をつける公算です。
目先は昨日の高値(2万1317円)が戻り高値となって、再び勢いの強い下げの流れへ入るか、本日中に押し目をつけて、下値堅さを再確認するかのどちらかが考えられます。
前者の場合、明日には26日の安値2万0347円へ接近している公算です。本日は引けにかけて下値を掘り下げて、陰線引けすると考えられます。
後者の場合、本日の価格が下げても、引けにかけて下値を支えられて、下ヒゲの長い線をつける格好で2万1000円以上で引けるか、寄り付き後、あまり下げずに上昇を開始して、昨日の高値に接近する動きになるかのどちらかが考えられます。
なお、強気の展開になる場合、円・ドルが円安に推移すると考えられるので、日経平均は寄り付き後、すんなり上げるという見方が有力です。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。
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