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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ヒマラヤ、トライステージ、KTK (27日大引け後 発表分)

ヒマラヤ <日足> 「株探」多機能チャートより

 27日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ヒマラヤ <7514>   ★今期経常を24%上方修正
 ◆18年8月期上期(17年9月-18年2月)の連結経常損益は3億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に浮上し、従来の3.6億円の赤字予想から一転黒字で着地。インターネット販売の成長に加え、気温低下を背景に防寒衣料や雑貨などの季節性商品の販売が伸びたことが寄与。子会社ビーアンドディーの売却や不採算店舗の閉店で販管費が減少したことも黒字転換に貢献した。
  併せて、通期の同利益を従来予想の15.3億円→18.9億円に23.7%上方修正。増益率が18.3%増→46.3%増に拡大する見通しとなった。

 トライステージ <2178> [東証M]  ★前期最終を一転黒字に上方修正
 ◆18年2月期の連結最終損益を従来予想の1億3000万円の赤字→3億8500万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。第3四半期に株式評価損を計上した関係会社の時価が回復し、全額戻入益として計上することが上振れの主因。DM事業の好調に加え、コスト削減効果も上振れに貢献した。

 KTK <3035> [JQ]  ★上期経常を一転10%増益・最高益に上方修正
 ◆18年8月期上期(17年9月-18年2月)の連結経常利益を従来予想の8700万円→1億7000万円に95.4%上方修正。従来の43.5%減益予想から一転して10.4%増益となり、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。事業計画「ktk アドバンスドプラン Ver.2」を実行し、業務効率化と営業量の拡大が進んだことが寄与。原材料費の見直しによる製造コストの削減なども上振れの要因となった。

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