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【材料】高見サイが反落、交通システム機器の計画未達で18年3月期業績予想を下方修正

高見サイ <日足> 「株探」多機能チャートより
 高見沢サイバネティックス<6424>が反落している。15日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を123億円から104億円(前期比6.5%減)へ、営業利益を3億7000万円から4000万円(同71.4%減)へ、最終損益を2億7000万円の黒字から8000万円の赤字(前期1900万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 同社では従来、交通システム機器の売り上げが例年以上に第4四半期に集中する計画を立てていたが、一部が翌期へずれ込むことなどで売上高が減少する見通し。また、それに伴い設置・保守を行っている子会社高見沢サービスの売上高も減少することが要因としている。

 なお同時に、国内鉄道事業者から、自動券売機や自動精算機など駅務機器の大型案件を受注したと発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。受注金額は約35億円で、18年3月から20年3月にかけて売り上げ計上する予定としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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