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【経済】南アフリカのズマ大統領解任報道でランドはどうなる? サンワード貿易の陳氏(三井智映子)

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

皆様こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。13日に南アフリカのズマ大統領が解任されると報道されました。ズマ大統領といえば汚職のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。与党がズマ大統領を罷免する方針を固めたと報じられており、大統領は即時退陣を拒否したものの、ズマ政権の退陣は避けられない状況のようです。ズマ大統領が辞任となると南アランド円にも影響がありますよね。そこで今日は南アランド円についてのレポートをご紹介します。

レポートではまず足元の値動きについて、『先週の南アランド円は下落した。米長期金利の急騰を受けてNYダウが史上最大の下げ幅を記録したため、市場はリスクオフとなって、高金利通貨の南アランドは売られた。原油相場が急落し、商品市況全般が下落したことも資源国通貨である南アランドには弱材料となった』 と分析しています。

また、『ズマ大統領辞任を巡る報道で南アランドが揺れている』とのことで、『ANC執行委員会は、ズマ大統領の罷免を決定した。党執行委員会はズマ大統領に辞任を命じる権限があるが、大統領がなお辞任を拒否する可能性があるとの見方が出ている。ズマ大統領辞任への期待が南アランドをサポートしているが、未だに去就が決まっていないため、結果を待つしかない』との見解を示しています。

そして、『いざ辞任決定となれば、目先の強材料出尽くしで、売りが優勢となりそうだ
』とまとめています。ズマ大統領辞任の行方をランドの値動きとともに引き続き注視してまいりましょう。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の2月13日付の「南アランド円相場、先週の動き・今週の展望」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

三井智映子の「気になるレポート」は各種レポートを三井智映子の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコマーケットレポーター三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ

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