【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … セブン&アイ、ユニファミマ、キユーピー (1月11日発表分)
コスモス薬品 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 コスモス薬品 <3349>
18年5月期の連結経常利益を従来予想の246億円→225億円(前期は245億円)に8.5%下方修正し、一転して8.5%減益見通しとなった。
▲No.4 オンリー <3376>
18年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比23.9%減の3.1億円に減り、9-2月期(上期)計画の4.7億円に対する進捗率は5年平均の84.0%を下回る67.2%にとどまった。
▲No.5 ジンズ <3046>
18年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比39.4%減の4.2億円に落ち込み、9-2月期(上期)計画の24億円に対する進捗率は17.8%にとどまり、5年平均の28.6%も下回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3349> コスモス薬品 東1 -17.85 1/11 上期 -11.15
<3030> ハブ 東1 -13.64 1/11 3Q 15.17
<8918> ランド 東1 -11.11 1/11 3Q 黒転
<3376> オンリー 東1 -8.13 1/11 1Q -23.86
<3046> ジンズ 東1 -7.64 1/11 1Q -39.40
<5932> 三協立山 東1 -7.60 1/11 上期 -49.90
<2292> SFOODS 東1 -7.21 1/11 3Q 10.24
<9716> 乃村工芸社 東1 -7.14 1/11 3Q -10.71
<8200> リンガハット 東1 -6.79 1/11 3Q -12.96
<7607> 進和 東1 -6.54 1/11 1Q -13.86
<8028> ユニファミマ 東1 -5.99 1/11 3Q 38.72
<2791> 大黒天 東1 -5.09 1/11 上期 -23.17
<6505> 東洋電 東1 -4.22 1/11 上期 -85.93
<9369> キユソ流通 東1 -3.99 1/11 本決算 1.14
<3382> セブン&アイ 東1 -3.78 1/11 3Q 6.99
<8181> 東天紅 東1 -3.13 1/11 3Q 赤縮
<6289> 技研製 東1 -3.13 1/11 1Q -4.69
<3280> エストラスト 東1 -2.96 1/11 3Q 252.67
<8203> MrMax 東1 -2.34 1/11 3Q -
<7520> エコス 東1 -2.14 1/11 3Q -3.31
<9861> 吉野家HD 東1 -1.82 1/11 3Q 65.63
<3608> TSIHD 東1 -1.57 1/11 3Q -5.17
<2809> キユーピー 東1 -0.47 1/11 本決算 4.89
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース