【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ファストリ、ディップ、竹内製作所 (1月11日発表分)
大有機 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 大有機 <4187>
17年11月期の連結経常利益は前の期比29.6%増の33.6億円になり、18年11月期も前期比4.0%増の34.9億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.2 トランザク <7818>
18年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比34.8%増の5億円に拡大し、9-2月期(上期)計画の7.5億円に対する進捗率は67.2%となり、5年平均の64.6%とほぼ同水準だった。
★No.3 松屋 <8237>
18年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の9.7億円に急拡大し、通期計画の18億円に対する進捗率は5年平均の45.5%を上回る54.2%に達した。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4187> 大有機 東1 +20.10 1/11 本決算 3.95
<7818> トランザク 東1 +15.02 1/11 1Q 34.84
<8237> 松屋 東1 +12.65 1/11 3Q 170.83
<8184> 島忠 東1 +10.14 1/11 1Q -1.64
<6136> OSG 東1 +8.15 1/11 本決算 14.92
<3048> ビックカメラ 東1 +7.96 1/11 1Q 20.28
<6474> 不二越 東1 +7.05 1/11 本決算 12.32
<9983> ファストリ 東1 +6.00 1/11 1Q 13.08
<6432> 竹内製作所 東1 +4.65 1/11 3Q 14.17
<2379> ディップ 東1 +3.24 1/11 3Q 21.06
<9740> CSP 東1 +3.11 1/11 3Q -29.79
<8273> イズミ 東1 +3.02 1/11 3Q 6.09
<9765> オオバ 東1 +0.94 1/11 上期 赤拡
<7730> マニー 東1 +0.55 1/11 1Q -1.12
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース