【市況】明日の株式相場見通し=週末を前に買い手控え、円安進行は株価下支え要因
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょう、株式市場の寄り付き前時点の外国為替市場では、1ドル=113円30銭台と、前日夕刻に比べてかなり円安・ドル高が進行していたにも関わらず、株価は安くスタートして、前場は下落幅を広げる場面が目立った。日銀が金融政策決定会合で“現状維持”を決めたことで、後場寄りに一瞬前日比プラス圏に転じたものの、その後は終始小幅安のレンジで足踏み状態となった。円安進行は全体株価の下支え要因としては有効だが、敏感に株高と連動する地合いではないようだ」との見方が出ていた。
日程面では、産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分 一般廃棄物の収集運搬、中間処理を手掛けるミダック<6564.M>が名証2部に新規上場する。
このほかに、政府が18年度予算案と17年度補正予算を閣議決定に注目。海外では、米11月の個人消費支出、米11月の耐久財受注、米11月の新築一戸建て住宅販売が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)