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【市況】13日の中国本土市場概況:上海総合0.7%高と反発、銀行株上昇で投資マインド改善

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

13日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比22.22ポイント(0.68%)高の3303.04ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、23.33ポイント(0.68%)高の3459.27ポイントで取引を終えている。

銀行株に買い戻しが入り、投資家心理が上向く。中国工商銀行(601398/SH)が1.0%高、中国銀行(601988/SH)が0.5%高と反発している。金融市場の監督強化、資金のひっ迫が懸念されるなか、前場は銀行株がマイナス圏で推移し、全体相場の重しとなっていた。

空運株の上げも目立つ。中国国際航空(601111/SH)が9.6%高、中国南方航空(600029/SH)が7.0%高で引けた。消費関連株も高い。白物家電最大手の青島海爾(青島ハイアール:600690/SH)が4.8%、中国乳業メーカーの内蒙古伊利実業(600887/SH)が3.8%ずつ値を上げた。スーパーマーケット大手の永輝超市(601933/SH)はストップ高まで買われ、後場から一時売買を停止している。ITハイテク関連株やバイオ医薬関連株、素材株、自動車株、インフラ関連株の一角なども上昇した。

外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が0.55ポイント(0.16%)高の337.38ポイント、深センB株指数が10.21ポイント(0.89%)高の1157.35ポイントで終了した。

【亜州IR】

《CS》

 提供:フィスコ

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