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【市況】ハイテクが重しもセンチメントは悪化せず/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22806.48 (-59.69)
TOPIX  : 1813.73 (-1.35)

[後場の投資戦略]

 日経平均はマイナス圏での推移が続いているが、5日線が支持線として機能する格好での下げ渋る動きをみせている。TOPIXもマイナスとなる中、後場は日銀のETF買い入れへの思惑が需給面での下支えになりそうである。また、東証2部、マザーズはプラス圏での推移をみせており、個人主体の売買は活発。日経平均は弱含みではあるが、FOMCの結果待ちということもあり、想定内の値動きとの見方から、センチメントは悪化しないだろう。

 また、IPO4社のうち、SGホールディングス<9143>、マツオカコーポレーション<3611>が寄り付いている。寄付き後は利食いに押されているものの、両社ともにコンセンサスを大きく上回る好スタートとなっており、利食い資金が直近IPO銘柄等へ流入する形で、需給の押し上げ要因になりそうである。日経平均はこう着の中、個人主体の中小型株への物色意欲は強そうだ。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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