【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ユークス、ＳＹＳＨＤ、メディアＳ　(12月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ソフトウェア <3733>
　17年10月期の経常利益(非連結)は前の期比8.1％減の26.5億円になったが、18年10月期は前期比50.7％増の40億円に拡大を見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　ユークス <4334>
　18年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の2億5000万円に急拡大し、通期計画の2億7100万円に対する進捗率は92.3％に達したものの、5年平均の102.2％を下回った。

★No.3　アイル <3854>
　18年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常損益は1億2400万円の黒字(前年同期は3000万円の赤字)に浮上し、8-1月期(上期)計画の2億円に対する進捗率は62.0％に達し、5年平均の42.6％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3733> ソフトウェア 　ＪＱ 　 +19.02 　 12/ 8　本決算　　　 50.72
<4334> ユークス 　　　ＪＱ　　 +4.91 　 12/ 8　　　3Q　　　127.27
<3854> アイル 　　　　ＪＱ　　 +4.78 　 12/ 8　　　1Q　　　　黒転
<7901> マツモト 　　　ＪＱ　　 +3.30 　 12/ 8　　上期　　　　赤拡
<4824> メディアＳ 　　東Ｍ　　 +1.46 　 12/ 8　　　1Q　　　　赤拡

<3399> 山岡家 　　　　ＪＱ　　 +1.45 　 12/ 8　　　3Q　　　-69.07
<3071> ストリーム 　　東Ｍ　　 +0.90 　 12/ 8　　　3Q　　　-77.78
<9734> 精養軒 　　　　ＪＱ　　 +0.58 　 12/ 8　　　3Q　　　　赤拡
<3988> ＳＹＳＨＤ 　　ＪＱ　　 +0.42 　 12/ 8　　　1Q　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース