【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アスカネット、モルフォ、ロングライフ　(12月8日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　エイケン工業 <7265>
　17年10月期の経常利益(非連結)は前の期比20.2％増の5億1100万円に伸びたが、18年10月期は前期比1.2％減の5億0500万円に減る見通しとなった。

▲No.4　テンポスＨＤ <2751>
　18年4月期の連結最終利益を従来予想の13.5億円→8.5億円(前期は10.3億円)に37.0％下方修正し、一転して18.2％減益見通しとなった。

▲No.5　トーシン <9444>
　18年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結最終利益は前年同期比74.6％減の3500万円に大きく落ち込み、従来予想の1億2400万円を下回って着地。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7265> エイケン工業 　ＪＱ 　 -11.69 　 12/ 8　本決算　　　 -1.17
<3320> クロスプラス 　東２ 　 -10.52 　 12/ 8　　　3Q　　　　8.45
<6898> トミタ電機 　　ＪＱ　　 -6.69 　 12/ 8　　　3Q　　　　黒転
<2751> テンポスＨＤ 　ＪＱ　　 -5.61 　 12/ 8　　上期　　　　0.00
<9444> トーシン 　　　ＪＱ　　 -5.43 　 12/ 8　　上期　　　　2.02

<3917> アイリッジ 　　東Ｍ　　 -4.99 　 12/ 8　　　1Q　　　　赤転
<6049> イトクロ 　　　東Ｍ　　 -4.87 　 12/ 8　本決算　　　 10.08
<6535> アイモバイル 　東Ｍ　　 -4.84 　 12/ 8　　　1Q　　　 -0.35
<6696> トランザス 　　東Ｍ　　 -4.31 　 12/ 8　　　3Q　　　　　－
<2159> フルスピード 　東Ｍ　　 -3.76 　 12/ 8　　上期　　　 31.48

<2373> ケア２１ 　　　ＪＱ　　 -3.06 　 12/ 8　本決算　　　　6.06
<6656> インスペック 　東２　　 -2.82 　 12/ 8　　上期　　　　赤拡
<3955> イムラ封筒 　　東２　　 -2.60 　 12/ 8　　　3Q　　　-10.05
<3653> モルフォ 　　　東Ｍ　　 -1.75 　 12/ 8　本決算　　　　7.27
<3248> アールエイジ 　東Ｍ　　 -1.57 　 12/ 8　本決算　　　　1.27

<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ　　 -1.42 　 12/ 8　　　3Q　　　　赤転
<4355> ロングライフ 　ＪＱ　　 -0.38 　 12/ 8　本決算　　　　7.76
<2438> アスカネット 　東Ｍ　　 -0.31 　 12/ 8　　上期　　　 -9.55

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース