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【市況】東京株式(前引け)=急反発、リスクオフの巻き戻しで高値圏着地

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 7日前引けの日経平均株価は前日比280円70銭高の2万2457円74銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は6億8904万株、売買代金概算は1兆2069億1000万円。値上がり銘柄数は1794、対して値下がり銘柄数は197、変わらずは54銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方から買い優勢の展開となりその後日経平均は一段高となった。前日の米国株市場ではNYダウが続落したものの、ハイテク株比率の高いナスダック指数が買われ、東京市場でもここ大きく調整していた半導体関連など電機セクターに買い戻しが入ったほか、建設株など内需株が買われ全体を押し上げた。北朝鮮や中東を巡る地政学リスクは懸念材料ながら、外国為替市場で円高が一服し、前日に日経平均が今年最大の下げ幅を記録したこともあって、リバウンド狙いの買いが勢いを強め、前場はほぼ高値引けとなった。

 個別では任天堂<7974>が大商いで反発、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体関連も高い。SMC<6273>、キーエンス<6861>が買われ、トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株も上昇した。田淵電機<6624>が値を飛ばし、東邦チタニウム<5727>も物色人気となった。半面、安川電機<6506>が冴えず、シャープ<6753>もやや売りに押された。千代田化工建設<6366>が大幅安、NTN<6472>、ジャパンディスプレイ<6740>も軟調。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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