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【市況】日経平均は反発でスタート、安川電機やSUMCOなどが堅調/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 22456.79 (+195.03)
TOPIX  : 1771.69 (+12.04)

[寄り付き概況]

 21日の日経平均は反発でスタートした。前日の米国市場では、10月景気先行指数が予想を上振れたほか、前週の株価下落を受けた買い戻しが入り、堅調に推移した。一方で、税制改革を巡る不透明感から投資家のリスク回避姿勢も根強く、上値は限られた。シカゴ225先物清算値は大阪比220円高の22460円、為替相場は1ドル112円60銭台で推移。本日の東京市場は、ドイツの政局混乱に対する懸念が一服したことや、米株高や円安進行を追い風に買い先行となった。政府が2018年度税制改正で、賃上げや設備投資に前向きな企業の法人税の実質的な負担を25%程度まで下げるしくみを導入すると報じられており、設備投資関連銘柄中心に物色がみられている。

 セクターでは、石油石炭製品、海運業、化学、非鉄金属が上昇。売買代金上位では、任天堂<7974>、安川電機<6506>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、SUMCO<3436>、ソフトバンクG<9984>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>、NTT<9432>、コマツ<6301>が上昇。一方で、富士通<6702>、ヤマシンフィルタ<6240>は下落。
《SK》

 提供:フィスコ

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