【市況】10時35分時点の日経平均は72円安、量子コンピューター関連に物色

10時35分時点の日経平均は前日比72.24円安の22324.56円。TOPIXは前日比2.87pt安の1760.89pt。

東証1部の売買代金トップは任天堂<7974>。その他、SUMCO<3436>、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、ソニー<6758>、安川電<6506>などがランキング上位に続いている。

東証1部の騰落状況は値上がり1173銘柄、値下がり756銘柄。値上がり率上位銘柄は、Fスターズ<3687>、TAC<4319>、OATアグリオ<4979>、アミューズ<4301>、リオン<6823>など。

Fスターズ<3687>は10％超の急騰。国産量子コンピューターの試作機を国立情報学研究所などが開発し、27日から無償の利用サービスを始めると一部メディアが報じている。従来のスパコン向けのソフトウェアは使用できないため、専門家が不足しているのが現状。試作段階で公開することで改良に繋げ、19年度末までに国産での実用化を目指す方針のようだ。報道を受け新興市場ではNF回路<6864>やYKT<2693>など量子コンピューター関連に物色が向かっている模様。

《DM》

　提供：フィスコ